大日月地神示後巻は音読することが推奨されていますが、実際に音読すると、一般の読書では得られない不思議な体験をします。
最初は気のせいかと思っていましたが、音読を重ねるうちに、それは確信に変わりました。
個人的感想ではありますが、どのようなことを感じるに至ったか、詳細に説明いたします。
大日月地神示についてご興味のある方の参考になれば幸いです。
著者と書籍の概要
著者の神人さんとは
神人さんは、1969年、青森県八戸市生まれ、京都市在住のシャーマンであり、ミュージシャンでもあります。
神人さんを知ったのは、ヨガ講師の和人さんが運営するYouTube番組を視聴していく内、その中で紹介されたことがきっかけです。
その番組で実際に神人さんが出演されたのを視聴した際、その著書についても是非読んでみたいと思い、大日月地神示の前巻と後巻を購入した次第です。
大日月地神示とは
著者である神人さんが高次元存在より自動書記にて降ろされたもので、前巻と後巻の2冊に分冊され出版されています。
また、それ以降に降ろされたものは、続大日月地神示として神人さんの公式チャンネル等にて公開されております。これは現在も継続して降ろされているようで、未だ書籍化はされておりません。
前述の和人さんのYouTube番組の中で、神人さんが読み方として繰り返しの音読を推奨されており、まずは後巻だけでもよいとのことでした。
そこで、せっかく前巻も購入したので、まずは前巻を一読したのち、後巻の音読を開始いたしました。
音読による感想①.霊的事象が確かに存在することを実感する
大日月地神示を音読すると、通常の読書とは明らかに異なる体験をすることがあります。
最初は思い込みと思っていましたが、音読を重ねることで、確信に変わってきています。
力んで音読した場合は眠くなる
音読を始めた当初、張り切ってかなり力んで音読したところ、何度試しても例外なく強烈な眠気に襲われました。
普段から読書の習慣はあるのですが、相当なページ数を読んで目が疲れたときに感じるものと比べても段違いの強さの眠気です。
音読との関連性の有無についてネットで検索したところ、和人さんのYouTube番組にてその理由が解説されていました。
神示は霊人に読んで聞かせるものでもあるため、「えらそう」に音読すると、霊人たちのご機嫌を損ねるようです。やさしく言い含めるように音読すれば眠くならないとのことで、試したところ、不思議と眠気は一切発生しませんでした。
音読していくと時間がたつごとに幸せな気持ちが溢れてくる
10分、20分と音読を続けていくと、心地良くなり、ずっと音読を続けたい気持ちになってきます。
うまく表現できませんが、日本語の言霊の力なのでしょうか。自分の周りの波動が上がってきている、そのような印象です。
音読による感想②.構成や記述の仕方に大きな意味があることを実感する
通常、読書をする際は全体の構成を把握しようとするのですが、大日月地神示についてはそれが出来ませんでした。
何度音読しても理屈で考えてどうしてこのような記述順序となっているのかが理解できずにいます。
全体の構成が人智を超えている。
大日月地神示の後巻は全体が72の章に分かれて記述されておりますが、それぞれの主題は明示されていません。
全体を通して、同様の内容について言い回しを変えながら繰り返し記述されており、全体を読むことで内容を体得できるようになっています。
また、読むたびに異なる箇所で新たな気づきを得ることが多く、執筆時にこのような構成を考えるのは非常に困難と思われます。試みに、それぞれの章について要約をしようとしましたが、結局まとめられず断念いたしました。
人智というのはおこがましいですが、少なくとも私の頭脳では全く能力不足でした。
平易な表現にこそ意義がある
大日月地神示はだれにもわかるような平易な表現となっています。また、前述したように、言い回しを変えながら繰り返し同様の内容が記述されており、読んだ人すべてに真の話を理解させようという意思が伝わってきます。
大日月地神示以前に降ろされた神示(日月神示等)は難解ですが、限られた人(聖人)が理解して必要な人に広めていくことを想定していたようです。
ただ、それでは、広めていく過程で神の名を語る者らが介在して教えを歪めることが実際に発生したため、大日月地神示では全ての人にダイレクトに伝わる形式となったようです。
また、大日月地神示では、読み方として音読を推奨しておりますが、音読でお付きの霊人や魔物にも理解させるには平易な表現である必要があるのかなと納得しています。
音読による感想③.共感できる部分が多い
大日月地神示では、日本で生まれ育った者として、自然に納得できる部分が多々あります。
これは、日本人として長年にわたり共通して受け継がれているものが確かにあることを想起させるものです。
神道に通ずる部分がある
大日月地神示では、神とは、宇宙であり、日月地星すべてであり、自然、森羅万象であると述べており、神道の基本的な考え方に通ずるものがあります。
日本では、自然、森羅万象に神(お天道様)が宿り感謝をするとともに、お天道様に対して恥ずべき行為をしないといったことが、自然に神道として根付いております。
宗教を全否定しているわけではない
各宗教の開祖等、最初に教えを広めた人の霊格については一定の評価をしており、必ずしも教えの全てを否定しているわけではないようです。
ただ、時代を経るごとに、神の名を語る者にワヤにかけられ、教えが歪んでしまっているとのことで、確かめようがないからつけ入れられやすいようです。
現実に、各宗教の教義は、もっともなこともあれば、偶像崇拝等、首をかしげるものもあり、こうなってしまったことについては、途中に介在した者の作為を連想させ、自然に納得しています。
神に選ばれた民など存在しない(皆、神の一部)
現在、神から聖地を与えられているとし、他の民族を追い出す行為が実際に行われていますが、到底許されることではありません。
大日月地神示でも、皆々神の顕れ、分身であり、神に選ばれし者など無いとはっきり述べられており、まさにそのとおりであると感じています。
人は、本来、姿かたち同じものはない
大日月地神示では、人は他の星の人々の種と昔の猿の種を掛け合わせ、産み出した姿であり、星々の違いを残してある、とされています。
確かに、世界にはいろいろな人種が存在しています。単に環境の違いで説明しようとしても、明らかに無理があるほど、人種により姿かたちが異なっています。
このことは、星々の違いが残っていると解釈したほうが自然であると思います。
音読による感想④.神示に記載されていることが現実化してきている
神示には、実際に発生していること、及びそれが予見されるものも記載されており、神示を読んだ人にとっては、それをひとつひとつ実際に確認できるとのことです。
人類操作のための物理的な策略の実施
人民を操る目的で、電気からの魔力、小さな目に見えぬ機械の身体への挿入等がされることへの注意喚起が記されています。
現在では、スマホの普及による電磁波被曝、お注射の実施やマイクロチップの埋め込み等、さまざまな形で人体への影響が懸念されることが現実化してきています。人民を操る目的か否かはいまのところ立証されておらず、断定することはできませんが、明確な意図があってのことと感じています。
今後も神示を読み続けながら、実際にどのようなことが起こるか確かめていきたいと考えています。
日本を起点として世界が変わる
日本は元より世を治めてきた因縁深きところのため、日本から光を顕すと記されています。また、日本が変わらなければ世界は変わらないとはっきりと述べられています。
日本は長年にわたりGDPも停滞しておりますが、神示では、日本の真の力はこれから顕れてくるようです。
潰されたように見えてどうにもならないと見せて、人民鍛えに鍛えて来たとも述べられています。
さらに、大国、隣国は変るので恐るるに足らないと記されており、神示の各所にて同様に日本が中心となっていくことが繰り返し述べられています。
現実はどうかといえば、YouTubeなどでも日本の文化についての好意的な評価が多くなってきた気がします。経済的には停滞していても、日本はかなり魅力的な国であると評価されていることが伝わってきます。
日本の魅力としては、和食やアニメはもちろん、2000年以上もひとつの国として続いてきたことによる文化や歴史的建造物の存在があります。また同時に数多くの最先端の技術も保持しており、世界に類のない伝統を持つ国として異彩を放っていると感じています。
今はまだ日本が中心となるところまでは残念ながらいっておりませんが、日本の文化への評価は上がってきているようです。
今後も神示を音読しつつ、確認していきたいと考えています。
最後に
今回は、大日月地神示を繰り返し音読した中で個人的に感じたことをまとめてみました。(執筆時点で35回音読済)
神示は八通りに読めるとされており、これは読み方が八つと限定されているわけではなく、読み手の成長に応じて、また個々の読み手に応じて受け取り方が変わるとのことです。
実際に、回数を重ねても読むごとに新たな気づきが得られることを経験しており、平易な表現の中に込められている奥深さを感じずにはいられません。
なお、現時点でも、神示に記載されていることで、どうしてもイメージとして把握できていないことがあり、まだまだ成長が必要な段階にあることを実感させられます。
たとえば、大日月地神示では、十二の有の次元と一の無の次元の十三の世界が一つに重なり繋がっており、それぞれがすべて呼吸し合っているとされています。それぞれの次元がどういうものか含め、今のところ頭の中で思い描くことができていません。
未だ実態が解明されていない、ダークマターやダークエネルギーとも関連しているのかもしれません。また、十三の世界が一つに重なり繋がっているのであれば、量子もつれも説明できるのかと考えてみたりもします。
興味は尽きず、今後も音読を重ねることで理解がどのように深まっていくか、実証実験してみたいと考えています。
大日月地神示について、実際に音読した感想を述べてきましたが、どのようなものか興味がある方に少しでも参考になれば幸いです。